どっどどどどうど

 

新年 というテンションは一晩で終わり、通常通りの生活 流れに身を任せている。 風が窓をたたく音がする、気がする。

私がこれまで生きてきた平成が終わる。時代が終わるということが今ひとつ分からないので、今回経験できることを嬉しく思う。これから先のことなんか知る由も無いので明日明後日の話をしてほしい と思ってしまう毎日には変わりはないが、暗いイメージを持たれている平成を払拭するかのような、フレッシュレモン!みたいにはじけた時代が来てほしいとも思う。来たれ、爽快さ。

カチカチと音を鳴らしていたものは消え、大概のものはサラサラと流れるものに変わった。時計も携帯電話の文字も、あの頃よりはさらっとしている。実体はどんどん消えていくんだなあと思う。最近はもう見えないものばかりで、感じれないものばかりだ。近くにいなくても、そばにいれるようにはなったが、それでも体温がやっぱりほしいので近くにいたい。

かたちのないものを、かたちのない努力や情熱でかたちにしていくことが なんちゃらかんちゃら、と働いている会社の理事長が新年の挨拶で話をしていて、見えないものを見えるようにするのも人間なんだなあと思った。 愛だの恋だのも人のことを見て学ぶんだろうし、自分のことも人のことを見て学ぶんだろう。 私も誰かにとってはみえないものをかたちにしているのかもしれないと思ったら、少しだけ嬉しくなった。

 

文字の羅列、今日はここまで。 有難う。2019年も好きに生きていこうね。